バスガイドがおすすめする！湯西川温泉を満喫するバスツアー

2025年03月04日

このコースの見どころ

今回は、栃木でも人気の癒しスポット『湯西川温泉』を中心に栃木の人気スポットを巡るバスツアーをご紹介します！この記事で紹介するコースでは、滝などの自然をたっぷり堪能できるだけでなく、東照宮などの歴史を堪能することができます！都会では味わえない体験が盛りだくさんなので、日頃の疲れを癒やす慰安旅行や、団体旅行にもオススメです！栃木の旅行を計画している方は是非参考にしてください！

ツアー行程

【1日目】09：00 池袋 ⇒ 11：00～13：00 日光東照宮 ⇒ 13：45～14：30 華厳の滝 ⇒ 16：00 湯西川温泉 本家判久【2日目】10：40～12：00 湯西川ダックツアー ⇒ 12：30～13：00 龍王峡 ⇒ 13：15～15：30 日光江戸村 ⇒ 17：00～17：40 蓮田SA ⇒ 18：30 池袋

【1日目】11：00～13：00 日光東照宮

日光東照宮は、江戸幕府を開いた徳川家康公の遺言により創建された神社です。「一周忌が過ぎたら日光山に小さなお堂を建て、神様として祀ってほしい」という家康公の願いが叶えられ、東照宮に神として祀られました。その後、3代将軍・徳川家光公の時代に大規模な造営が行われ、現在の豪華絢爛な姿が完成しました。家康公の墓所でもあり、江戸時代には多くの武将が参拝した歴史ある場所です。現在は世界文化遺産にも登録され、国内外から多くの観光客が訪れています。

日光東照宮は、毎年約200万人の参拝客が訪れる人気スポットです。1999年（平成11年）には、二荒山神社・日光山輪王寺とともに「日光の社寺」として世界文化遺産に登録されました。建造時には全国から454万人の職人が集められ、工期1年5ヶ月、総工費約400億円をかけて完成したと言われています。境内には、国宝に指定されている建物が9棟、国の重要文化財が94棟あり、その華麗な装飾や彫刻は訪れる人々を圧倒します。

東照宮といえば、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿や、眠り猫、龍などの美しい彫刻が有名です。その中でも特に目を引くのが、「陽明門」。その豪華な装飾や500以上の彫刻の美しさは、一日中見ていても飽きないことから「日暮らし門」とも呼ばれています。門の下には、子供たちが遊ぶ姿を描いたかわいらしい彫刻もあり、訪れた人々が写真に収めたくなる人気のスポットです。煌びやかな陽明門の美しさは、まさに東照宮のシンボルともいえる存在です！

東照宮の入り口には、高さ9mの「石鳥居」があり、日本三大石鳥居の一つに数えられています。その手前にある「照降石」は、天気を予測できる不思議な石で、色の違いがはっきりすると天候が崩れると言われています。また、鳥居へと続く石段は、奥に行くほど幅が狭くなる遠近法が使われており、実際よりも大きく見える仕掛けが施されています。こうした職人の知恵や工夫が随所に感じられるのも、東照宮の魅力の一つです。

13：45～14：30 華厳の滝

華厳の滝は、奈良時代に男体山を開山し、二荒山神社を建立した僧侶・勝道上人によって発見されたと伝えられています。かつて男体山の噴火による溶岩が川をせき止め、「中禅寺湖」が誕生し、そこからあふれ出た水が高さ100mの絶壁を流れ落ちて滝となりました。現在では、日光を代表する観光名所のひとつとして、四季を通じて多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

華厳の滝は、和歌山県の那智の滝・茨城県の袋田の滝と並ぶ「日本三名瀑」のひとつに数えられています。滝の落差は約100mにも及び、圧倒的なスケールを誇ります。滝を楽しむ観瀑台は2カ所あり、上から眺める展望台と、エレベーターで下まで降りて間近に迫力を感じる観瀑台があります。おすすめは、エレベーターを利用して滝の真正面に立てる観瀑台！滝の轟音やしぶきを肌で感じることができ、自然の圧倒的なパワーを体感できます。

華厳の滝の魅力は、四季折々の表情の変化にあります。初夏には、岩肌に巣を作るイワツバメが飛び交い、秋には鮮やかな紅葉が滝とともに美しいコントラストを生み出します。冬には滝が凍結し、白銀の幻想的な風景が広がります。訪れる季節ごとに異なる絶景が楽しめるのが、この滝の最大の魅力です。さらに、駐車場からは日光のシンボル・男体山の雄大な姿を望むことができます。

華厳の滝周辺には、美味しいグルメも楽しめる売店があります。特におすすめなのが、名物の「ソフトクリーム」と「お雑煮」！いちごソースをトッピングしたソフトクリームは甘酸っぱくて絶品です。寒い季節には、味噌仕立ての優しい味わいのお雑煮も人気です。時間があるときは、観光バスの運転手さんと一緒に食べるのが密かな楽しみになっています。

16：00 湯西川温泉 本家判久

湯西川温泉は、平家の落人伝説が残る歴史ある温泉地です。平安時代末期、源氏に敗れた平家の武将たちが追手を逃れ、山深いこの地に隠れ住んだと伝えられています。当時は険しい山道に囲まれ、たどり着くのも困難な場所でした。雪深い地域であり、平家の甲冑が雪の中から発見されたという伝説も残っています。現在では、秘湯の趣を残しながらも、多くの観光客が訪れる人気の温泉地となっています。

湯西川温泉は、奥日光国立公園内に位置し、豊かな自然に囲まれた温泉郷です。泉質はアルカリ性単純温泉で、刺激が少なく肌に優しい「美肌の湯」として親しまれています。毎分300ℓの湯が湧き出し、動脈硬化、火傷、筋肉痛、高血圧症、切り傷などに効能があるとされています。400年以上の歴史を持つこの温泉地は、江戸時代から多くの人々の癒しの場として親しまれてきました。現在は10軒ほどの宿があり、特に10月～11月の紅葉シーズンが人気です。

湯西川温泉は、日光市中心部から離れた秘湯の雰囲気が魅力です。宿泊地へ向かう道中には、鬼怒川温泉郷やダム、湖など、美しい自然を楽しむことができます。また、福島や那須方面からのアクセスも良好で、「日塩もみじライン」や「会津西街道」といった人気のドライブコースを通ることも可能です。静かな環境の中で、心身ともにリフレッシュできる癒しの温泉地として、多くの旅行者に愛されています。

平家の伝説が残るこの地域には、ユニークな風習も伝わっています。一般的に5月5日のこどもの日には鯉のぼりを飾りますが、湯西川温泉では源氏に見つかるのを恐れ、鯉のぼりを立てる習慣がなかったとされています。また、ニワトリの鳴き声が人の存在を知らせてしまうため、飼育しなかったとも言われています。こうした伝説が息づく湯西川温泉は、歴史とロマンあふれる特別な場所です。

【2日目】10：40～12：00 湯西川ダックツアー

湯西川ダックツアーは、水陸両用バスでダム湖を豪快に駆け巡る、迫力満点のアクティビティです！湯西川温泉の入口に位置する湯西川ダムを舞台に、バスがダムサイトを走行した後、そのまま湖へスプラッシュイン！ダイナミックな体験が楽しめます。ツアー中は、地元ガイドの楽しい解説を聞きながら、湯西川の自然や歴史について学ぶこともできます。

ツアーで使用されるバスは、高さ3.8mのカラフルな水陸両用車。湖へダイブする瞬間には水しぶきが舞い上がり、大興奮間違いなしです！バスには窓がなく、風が心地よく吹き抜けるため、爽快感も抜群。特に、湖面を走る非日常の体験は、ここでしか味わえない魅力です！団体貸切も可能なので、グループでの参加もおすすめ。さらに、ダムを歩いて見学できる特別ツアーも開催されており、ダム好きにはたまらないプランが揃っています。

ツアーの最大の盛り上がりポイントは、やはり湖へダイブする瞬間！バスが勢いよく水面に飛び込むと、乗客から歓声が上がります。また、通常のバスよりも座席位置が高いため、湖畔の景色を広々と楽しめるのも魅力です。湯西川ダム周辺は山々に囲まれた絶景スポットで、放流シーンを間近で見られることもあります。四季折々の風景が楽しめるため、訪れるたびに異なる景色を堪能できます。

バスに描かれている可愛らしいキャラクター「ダッパくん」にも注目！実は、大阪の淀川で誕生したキャラクターで、お父さんはカッパ・お母さんはアヒルというユニークな設定です。日本で初めて水陸両用バスツアーを実施したのも、この「ダックツアー」シリーズ。湯西川だけでなく、諏訪湖や大阪など全国各地で運行されているので、旅行先で見つけたらぜひ乗ってみてください！

12：30～13：00 龍王峡

龍王峡は、鬼怒川が生んだダイナミックな渓谷美が広がる景勝地です。約2,200万年前、海底火山の噴火によってできた火山岩が、長い年月をかけて鬼怒川に浸食され、現在のような独特の景観が形成されました。鬼怒川は栃木県最長の川で、利根川の支流のひとつ。その名の通り、龍がのたうつような荒々しい岩の造形が特徴で、訪れる人々を圧倒する迫力があります。

龍王峡は、川治温泉と鬼怒川温泉の間に位置し、約3kmにわたる渓谷美を楽しむことができます。特に紅葉シーズン（10月下旬～11月上旬）は、色鮮やかな紅葉が岩肌を彩り、一層美しい景色を演出します。中でも「虹見橋」からの眺めは絶景！ 渓谷と紅葉のコントラストが素晴らしく、写真好きの方にもおすすめのスポットです。また、周辺には温泉地も多く、観光後に温泉でゆったりと過ごすのも楽しみのひとつです。

龍王峡の魅力は、迫力のある景観だけでなく、のんびりとした時間を過ごせる点にもあります。散策路を歩きながら、大自然の空気を感じ、リフレッシュするのに最適なスポットです。また、近くの川治温泉や鬼怒川温泉と組み合わせた観光プランも人気。訪れた人々からは、「心が癒される」「自然のパワーを感じる」といった感想が多く寄せられています。

「鬼怒川」という名前の由来をご存知でしょうか？ 昔は「絹川」や「衣川」と呼ばれていましたが、大雨が降ると川が増水し、まるで鬼が怒ったように暴れたことから「鬼怒川」と名付けられたと伝えられています。そんな鬼怒川の自然が織りなす渓谷美を存分に味わえる龍王峡は、まさに訪れる価値のある絶景スポットです。

13：15～15：30 日光江戸村

「江戸ワンダーランド」は、日光市鬼怒川にある江戸時代を再現したテーマパークです。園内は、街道・宿場町・職人の町・商人の町・忍びの里・劇場街・侍の町・撮影の里と、8つのエリアに分かれています。訪れると、お侍さんや忍者、商人など、さまざまな江戸の住人に出会えます。食事処や体験処も充実しており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

江戸ワンダーランドの魅力は、その圧倒的な体験の種類の多さ！園内には体験・変身・芝居・食・お土産処など、全部で81種類ものコンテンツが用意されています。特に、江戸ならではの「手形」を持って関所を通過する演出は、訪れる人々にワクワク感を与えてくれます！また、園内にはマイペースなキャラクター「にゃんまげ」も登場。にゃんまげに会えたら、招きにゃんまげポーズで記念撮影をするのが定番です。

江戸時代を忠実に再現した園内では、さまざまなイベントが開催されています。芝居処では迫力満点の演目が楽しめ、街を歩く花魁道中も見どころのひとつです。体験処では、忍者修行やお侍修行、手裏剣投げや矢場など、大人から子どもまで楽しめるアクティビティが豊富！食事処では、そばや炭火焼、甘味、お団子など、江戸の雰囲気を感じられるグルメが味わえます。おすすめは、香ばしい炭火焼と、素朴な甘さが魅力のお団子です！

江戸ワンダーランドには、「変身処」という施設があり、有料で江戸の住人に変身できます。侍・花魁・町娘・姫・殿様など、20種類以上の職業から選ぶことができ、変身した人は本当に江戸の住人のように溶け込んでしまうことも！海外からの観光客にも人気があり、日光中心部から送迎バスが出ているため、東照宮観光とセットで訪れるのもおすすめです。

17：00～17：40 蓮田SA

蓮田サービスエリアは、東北自動車道最後のサービスエリアとして2019年に新しくオープンしました。旧蓮田サービスエリアの約3倍もの広さを誇り、NEXCO東日本最大級の規模を誇る施設です。東北自動車道沿線の名産品やお土産が豊富に揃い、フードコートやショップも充実。ドライバーだけでなく、多くの観光客にとっても立ち寄る楽しみがある人気のサービスエリアです！

とにかく広大な蓮田サービスエリアは、大型・小型合わせて約500台分の駐車スペースを完備。建物内には22の店舗が並び、高速道路では珍しい青果・精肉・鮮魚を扱う「旬撰市場」があるのも魅力です。さらに、お惣菜・アパレル・コンビニ・ベーカリーまで揃う、まるでショッピングモールのような充実度！一般道からも利用可能で、ドッグランやヘリポート・防災倉庫も備えており、災害時には防災拠点としての役割も果たします。

蓮田サービスエリアの魅力のひとつは、東北地方の名産品が豊富に揃っていること。那須で人気の「御用邸チーズケーキ」、福島の銘菓、宮城の牛タンなど、ご当地グルメが勢ぞろい！旅の途中で東北の味を楽しむことができます。また、お手洗いが非常に清潔で広々としているため、安心して利用できると評判です。ドライバーや観光客にとって、快適に休憩できるサービスエリアとして喜ばれています。

サービスエリアの端には芝生の広場があり、そこに「犬小屋のような家」が建っています。実はこれ、芝刈りロボットの格納庫！小さなロボットが自動で芝を刈っており、その見た目はまるで高速道路を走る黄色い緊急車両のミニチュア版。初めて見ると驚くこと間違いなしのユニークなスポットです。広大な駐車スペースや快適な施設、ユニークな見どころが揃う蓮田サービスエリアは、まさに「100点満点」の休憩スポットです！

湯西川温泉を観光する際に貸切バスで行ったほうがいい4つの理由

集合場所を選べる！
旅行会社が行うツアーとは異なり、自分たちで好きな場所を集合場所に設定できます。会社までバスに来てもらったりと、バスに乗る方々が集まる際に一番近い場所を設定することができます。
※バスが停車できる場所をお願いしております。

好きな場所だけ行ける！
旅行会社が決めたバスツアーとは異なり、自分たちの好きな場所だけを詰め込んでいくことができます。ツアーをみて、ここはいきたいけどここは微妙だな、といった不満がありません。
※行程は事前に決めていただきます。

移動中もみんなで楽しめる！
他の移動手段と比べて、貸切バスは集合場所からバスに乗った後はプロの運転手におまかせ！移動中も全員で旅行を楽しむことができます！また他の移動手段とは異なり、貸切バスの中はお客様だけの空間。カラオケやレクリエーションなど、移動中も楽しむことができます。

オトクに旅行することができる！
場所や行程を自分で決めることができたら、ツアーよりも自分で借りる貸切バスのほうがオトク！またバスの料金は一台あたりにかかってきますので、人数がおおければ料金を割る人数も多くなりよりオトクに！

まとめ

いかがでしたでしょうか？湯西川温泉を中心に、栃木観光に欠かせない人気スポットを満喫できる日帰り観光コースをご紹介しました。都心にはない温泉や大自然をたっぷり満喫できるので、老若男女幅広くおすすめできます！是非この記事を参考にして栃木観光を楽しんでください！

貸切バス予約.comではバスガイドをつけての予約も可能です。
まだまだ尽きない湯西川温泉の魅力を、バスガイドが丁寧にお伝えするので是非ご活用ください！
貸切バスのご予約もお待ちしております！

執筆担当バスガイド
ニックネーム：くるみん
バスガイド歴：12年

コメント

世界文化遺産の東照宮･日本三名爆の華厳の滝は栃木観光では外せないスポットです！ご宿泊は平家の落人伝説が残る湯西川温泉です。2日目は美しい景勝地を巡り癒されること間違いなし！幅広い世代の方が楽しめるようなコースを考えてみました。湯西川温泉にはサンショウウオの干物が珍味として販売されています。興味のある方は、是非一度ご賞味ください!!

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