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バスの領収書のもらい方は?交通費精算のルールや紛失時の対処法を解説

公開日:2024年09月27日 2024年11月07日 バスの領収書のもらい方は?交通費精算のルールや紛失時の対処法を解説
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バスの領収書のもらい方は、利用するバスの種類や支払い方法、バス会社によって異なります。

そのため領収書が必要な場合は、事前に発行方法を知っておくことが大切です。

この記事では、「貸切バス・高速バス・路線バス」それぞれの領収書のもらい方について詳しく解説します。

領収書を紛失したときの対処法や、経費を申請する際の注意点も紹介するのでぜひ参考にしてください。

バスの領収書のもらい方

まず、貸切バス・高速バス・路線バスそれぞれのバスの領収書のもらい方について紹介します。

貸切バスの領収書のもらい方

貸切バスの領収書のもらい方は、利用する貸切バス会社や支払い方法によって異なります。主に、以下のような対応が一般的です。

支払い方法 詳細
クレジットカード払い ・クレジットカード会社の利用明細が領収書になる
・バス会社からの領収書が別途必要な場合はバス会社に事前に確認する
銀行振込 ・金融機関の窓口やATMで発行される「ご利用明細書」もしくは「振込票」が領収書代わりになる
・インターネットバンキングの場合は、取引明細の画面を印刷する
コンビニ支払い ・レシートが領収書代わりになる

上記以外では、バス会社が直接領収書を発行するケースもあります。バス料金の支払い完了後、メールやFAX、もしくは郵送で領収書が送付されます。郵送で領収書を受け取る場合は、別途手数料が必要になることがあるため注意が必要です。
貸切バスの領収書の発行方法はバス会社によって対応が異なるため、予約時に確認しておくとよいでしょう。

高速バスの領収書のもらい方

高速バスの領収書のもらい方も、予約方法やチケットの購入方法によって異なります。

予約方法・チケット購入方法 詳細
インターネット予約 予約サイトによって対応が異なる
コンビニ支払い レジで発行されるレシートが領収書代わりになる
窓口購入 窓口スタッフが発行してくれる
電話予約 予約時に電話対応スタッフに確認する

 

高速バスを運行している主要なバス会社の領収書の受け取り方は以下のとおりです。

バス会社 領収書の発行方法 注意点・補足
高速バスネット マイメニューで発行される「WEB乗車票」を印刷 乗車日を過ぎた場合はWEB乗車票が表示されない
ハイウェイバスドットコム マイページの「予約照会」から発行 乗車から1年間発行可能
バスブックマーク マイページから発行 乗車前の発行はできない
WILLER 後者日の翌日12時以降にマイページから発行 ポイントやクーポン利用額は反映されない
乗車オーライネット マイページから発行 乗車日の42日後まで発行可能
楽天トラベル PCサイトの個人ページから発行 モバイルサイトやアプリからの発行は不可
高速バスドットコム 「予約内容の確認・変更・キャンセル」から発行 但し書きの指定や再発行の場合はメールで依頼

WEB予約の場合、多くのバス会社では利用履歴から領収書の発行が可能です。ただし、バス会社によって対応が異なるため事前に確認しておくことをおすすめします。

路線バスの領収書のもらい方

路線バスでの領収書発行は、バス会社や路線によって異なります。一部の路線バスでは、運転手に申請することで領収書を発行してもらえますが、以下のような条件が一般的です。

  • 現金でバス料金を支払った場合(ICカードの支払いは対応不可)
  • 車内でICカードにチャージした場合

ただし、すべてのバス会社が車内での領収書発行に対応しているわけではありません。車内で領収書の発行ができないバス会社の場合、バス会社から郵送もしくは営業所で発行されることがあります。
また、マナーとして運転中や混雑時に領収書をもらうことは控えた方がよいでしょう。

貸切バスの借り方

予約ステップ

貸切バスは、以下の流れで借りることが一般的です。

見積り依頼

見積り回答

予約

支払い

出発

バス料金の領収書は、「4.支払い」完了後に発行されるのが一般的です。前述した通り、「ご利用明細書」もしくは「振込票」が領収書代わりになることもあります。正式な領収書が必要な場合は、事前にバス会社に伝えておきましょう。
貸切バスの予約方法の詳しい手順は、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

参照:貸切バスの予約方法 | 貸切バス予約.com

貸切バスの諸経費:移動経費はすべて旅費交通費になる?

交通費

貸切バスには、バス料金以外にも当日発生する以下のような諸経費があり、いずれも「旅費交通費」に該当するのが一般的です。

  • 有料道路
  • 高速道路代
  • 高速道路代駐車場代
  • ドライバーやバスガイドの宿泊代(宿泊を伴う行程の場合)

上記の領収書は、一般的にバス会社で発行するもので、当日ドライバーに申告すればその場でもらえるものではありません。そのため、領収書が必要な場合は、事前にバス会社に伝えておくことが重要です。
また、利用するバス会社によっては、バス料金と諸経費をまとめた領収書を発行できる場合もあります。別々に経費を精算する手間を省けるため、可能であればまとめて精算するとスムーズです。

交通費精算の基本的なルール

交通費精算の基本的なルールを紹介します。

支払いが必要な費用のみ精算

バス代(交通費)を申請する際は、必要な費用のみを正確に精算する必要があります。会社の経費として認められない費用や、不適切な精算を行うと税務上のリスクが発生する可能性があるため注意が必要です。
会社の経費として認められない費用の例として、以下のようなものが挙げられます。

  • バスを利用すべきルートでタクシーを利用した経費
  • 最短ルートではなく遠回りをした場合の経費

税務調査で虚偽の申請や誤りが発見された場合、企業に対してペナルティや罰金が課せられることがあるため、正確な申請が求められます。交通費は、企業ごとに定められた社内規定に従い申請する必要があるため必ず遵守しましょう。

領収書や交通費精算書を確認

交通精算を行う際は、領収書や交通費精算書の確認が非常に重要です。支出内容や金額に誤りがないか、しっかりチェックしましょう。交通費精算の一般的な流れは以下のとおりです。

交通費精算書に「利用日・交通手段・料金・行き先・支払い方法」などを記載

上司への提出と承認(領収書があれば添付する)

経理出の確認(問題があれば差し戻し)

支払い手続き

精算金の受け取り

精算方法は企業によって異なり、現金で支給される場合もあれば、給与と一緒に振り込まれることもあります。自社の規定を理解し、スムーズに精算手続きを進めましょう。

ICカードの利用履歴を確認

ICカードを利用した交通費の精算をする際は、利用履歴を必ず確認しましょう。ICカードの利用履歴には、具体的な移動区間や料金が詳細に記録されているため、正確な経費が確認でき、過剰な申請を防げます。
領収書がない場合でもICカードの履歴が証拠となるため、適切な精算が行えるでしょう。なお、使用用途が明確でなければ、経費として認められないため注意が必要です。
最近では、スマートフォンにIC機能を持たせるモバイルSuicaやモバイルPASMOなどが普及しています。ICカードの履歴を簡単に確認できるため、精算時の効率化に役立ちます。さらに、ICカードは記録が自動的に残るため、経費精算の透明性が高まります。

領収書を紛失・もらい忘れた際の対処法

紛失

領収書をもらい忘れたときの対処法を紹介します。

予約サイトの予約履歴を確認する

領収書をもらい忘れた場合、予約サイトの予約履歴を確認することが有効な手段の一つです。多くの予約サイトでは、予約情報や支払った金額が記録されているため、交通費精算書に必要な証拠として活用できます。
ただし、利用するバス会社によっては、予約履歴を閲覧できない場合もあるため注意が必要です。

交通費精算書や出金伝票で経費処理する

経費が少額の場合、企業によっては交通費精算書や出金伝票で精算できることがあります。例えば、バスや地下鉄の少額の交通費や、簡易な出費で領収書が発行されない場合、会社の規定で許可されることがあります。ただし、「日時・料金・経路・目的」などが明確でなければなりません。

そのため、事前に会社の経費精算ルールを確認しておくことが重要です。自社の規定を理解しておくことで適切な申請ができるだけではなく、無駄なトラブルや手間を避けられます。

バスの交通費を経費として申請する際の注意点

バスの交通費を申請する際の注意点は以下のとおりです。

基本的に領収書の再発行はできない

領収書を紛失した場合、再発行は基本的にできません。領収書は証憑であり、1回の取引に対して1枚の領収書が原則とされているためです。

領収書を再発行できるかどうかは、バス会社や予約サイトによって異なります。貸切バスや高速バスは、予約履歴が残っているため再発行してもらえることがあります。路線バスは、現金で支払った場合、再発行は不可能と思ってよいでしょう。ただし、ICカードを利用した際は、履歴を確認することで経費として申請できます。

申告漏れがないか確認する

申告漏れがないかどうか確認することも非常に重要です。漏れなく申告することで経費の個人負担を避け、正確な経費精算を行えます。そのため、領収書を失くさないようしっかり管理しておくことが重要です。

最近は、オンライン決済や電子決済の普及によって、電子領収書を受け取る機会が増えました。そのため、メールや通知を見落としていないか注意しましょう。
交通費の経費申告に誤りがあると、企業の会計処理に問題が発生するだけではなく、追徴課税やペナルティの対象となる場合があるため注意が必要です。領収書を紛失しないよう管理し、正確な申告を心がけましょう。

不正受給に注意する

申告漏れを防ぐ一方で、不正申告や二重申告がないかどうかも注意しなければなりません。
不正申告とは、実際に発生していない経費を意図的に申請することです。例えば、以下のようなケースが考えられます。

架空の経費申請 出張をしていないのに交通費や宿泊費を申請する
偽造の領収書 領収書の改ざんや偽の領収書を作成して経費として申請する
過剰請求 実際にかかった交通費用以上の金額を申請する
業務外の支出の申請 プライベートでの旅行の交通費を経費として申請する

 

一方、二重申告とは同じ経費を複数回申告することです。例えば、同じ領収書を使って異なる内容の申請をしたり、同じ経費を異なる期間に申請したりする行為などが含まれます。

不正受給をすると、経理上の不備や不正が疑われ、企業の信頼に悪影響を及ぼします。不正受給が発覚した場合、企業や本人に対して法的・社会的なリスクが伴います。適切な記録管理と確認を行い、適切な経費申請を行いましょう。

まとめ

バスの領収書のもらい方は、利用するバスの種類や支払い方法、バス会社によって異なります。そのため、領収書の発行方法を事前に確認しておくことが重要です。

また、領収書は基本的に1回の取引に対して1枚の発行となります。そのため、バス会社によっては領収書を再発行できない場合があるため注意が必要です。

領収書を紛失しないよう管理を徹底し、適切な経費申請を心がけましょう。

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