遠足には貸切バスが最適！値段やプランを解説！

公開日：2024年03月21日 2024年07月11日

学校行事の遠足には貸切バスがおすすめです。生徒だけではなく、大人数の生徒を引率する先生方の負担も軽減されます。

「遠足の移動手段に悩んでいる」
「近場の遠足が初めてで勝手が分からない」
「どの種類のバスを借りればよいのか分からない」

など、移動手段の手配を任された先生方はお悩みではないでしょうか。

本記事では、遠足で貸切バスを借りるメリットや料金例を紹介します。よくある質問やバスを利用する際の注意点も解説しているので、移動手段に悩んでいる先生はぜひ参考にしてください。

遠足で貸切バスを借りるメリット

 

遠足で貸切バスを借りるメリットを5つ紹介します。

目的地まで乗り換えなしで行ける

貸切バスを利用すれば、目的地まで乗り換えなしで行けます。公共交通機関を利用して乗り換えが発生した場合、先生方はその都度点呼を取らなければいけません。

「点呼に時間がかかり乗り遅れてしまった」
「途中ではぐれた生徒がいる」

などのトラブルを回避できます。

生徒たちを安全に引率できる

貸切バスはプロのドライバーが運転してくれるため、生徒たちを安全に引率できます。より安全性の高いバスを利用したい場合は、「セーフティバス」を検討してみてください。

セーフティーバスとは、日本バス協会が実施する貸切バス事業者安全性評価認定制度のことです。セーフティーバスの認可を受けているか否かは、各バス会社のホームページや日本バス協会HPから確認できます。

セーフティバスについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

参考：『貸切バス事業者安全性評価認定制度』

プランを自由に決められる

貸切バスであれば目的地はもちろん、立ち寄り先も自由に設定できます。公共交通機関ではアクセスしにくい場所へも直行できるので、さまざまなプランを立てられます。

サービスエリア等でのトイレ休憩なども自由に設定できるため、生徒たちも安心できるでしょう。

トラブルやクレームを回避できる

貸切バスは、公共交通機関の電車やバスのように一般の乗客がいないため、トラブルやクレームを回避できます。車内は、先生と生徒のみのプライベートな空間です。

遠足など学校行事のイベントでは、気分が高揚して騒いでしまう生徒もいます。貸切バスだとしても最低限の注意やマナーは必要ですが、他の乗客がいない貸切バスなら先生も安心して行程管理だけに集中することができます。

生徒がトラブルに巻き込まれる心配が大幅に減るため、遠足には貸切バスがおすすめです。

スケジュールを管理しやすい

貸切バスは、事前にスケジュールを決め時間通りに運行するため、タイムスケジュールを管理しやすいでしょう。

貸切バスは、全員が一緒に行動できるのでタイムラグが発生しません。公共交通機関では、乗り遅れなどで生徒全員が一緒に移動できない可能性も考えられます。全員がまとまって行動できないと、急遽予定を変更しなければいけないこともあるでしょう。

その点、貸切バスは生徒全員で同時に移動できて管理がしやすいので、先生の負担も軽減されます。

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遠足での貸切バス料金

貸切バスの料金は、「走行距離」と「時間」で計算されます。そのため、乗車人数が多ければ多いほどひとり当たりの金額が安くなります。

なお、シーズンや車種によって料金は変わるので注意しましょう。また、有料道路代・高速道路代・駐車場代は別途料金が発生します。

バスの種類・相場

貸切バスの種類は、大きく分けて4種類です。遠足では人数が多いケースがほとんどなので、「大型バス」や「中型バス」がおすすめです。

クラス単位で台数を決めるケースが多く、行程管理もしやすいためおすすめです。1クラスの人数を、バスの種類選定の参考にするといいでしょう。

貸切バス・電車＋路線バスで比較

多くのメリットがある貸切バスですが料金面だけで比較すると、ほとんどの場合「電車＋路線バス」の方が交通費は安くなります。

ただし、移動時間が長いと生徒や先生の負担が大きくなります。団体で移動する場合、乗り換えごとに点呼が必要だったり、切符を購入したりと先生が全員をまとめなければいけません。

そのため、大勢の生徒を引率する遠足には貸切バスがおすすめです。それぞれのメリット・デメリットを比較して利用目的に合った移動手段を選びましょう。

料金プランの例

具体的な料金プラン例を紹介します。

都内の保育園・幼稚園⇔キッザニア東京

保育園や幼稚園で、キッザニア東京に遠足に行く際の料金プラン例です。

東京23区内の学校⇔高尾山

都内の学校から高尾山へ行く際の料金プラン例です。

都内の学校⇔国会議事堂⇔東京スカイツリー

都内の学校から国会議事堂・東京スカイツリーの2箇所へ行く際の料金プランです。

補助金について

学校行事や遠足で貸切バスを利用する際は、学割が適用されたり補助金制度が利用できたりする場合があります。申請には制約がありますが、条件に当てはまればお得に利用できるのでぜひ活用してみてください。

参照：【2024年】貸切バス助成金・補助金まとめ！随時更新｜団体旅行ナビ

遠足のバス内でおすすめのゲーム

手遊び・歌遊び

【手順】
・まずは先生による、手遊びや歌のお手本を見せます。
・園児たちに真似してもらいます。
・CDがあればBGMを流すこともできます。

【内容】
■「お弁当ばこのうた」
お弁当の中身を表現していく手遊び。自分のお弁当からアリの小さなお弁当、ゾウの大きなお弁当など沢山の種類のお弁当を作ることができるので身体を動かしたりコミュニケーションをとることもできます。どちらもとても盛り上がりますが、子供たちが興奮しすぎて立ち上がらないように注意。

■「大型バスのうた」「ばすにのって」
子供たちに大型バスの運転手になりきってもらいハンドルをにぎってもらいます。お隣、前後の交流も図れます。

■「落ちた落ちた」「鳴いた鳴いた」
落ちてくるものを歌とリズムに合わせて出題し、それぞれに合ったポーズを子供たちがします。
落ちてくるものは自由にアレンジが可能です。「何がおちてくるかな？」と子供たちに聞いたりするのも良いです。

■「鳴いた鳴いた」はその派生で、様々な動物の鳴き声を表現してもらいます。
落ちてくるものを想像することで、想像力や表現力を豊かにすることができます。

【盛り上げるコツ】
すでに学んでいる歌と、新しく紹介する歌、両方を織り交ぜながらレクをすると飽きがなく盛り上げることができるでしょう。

爆弾ゲーム

【手順】
・風船など爆弾に見立てたものを用意する
・風船にセロハンテープを人数分貼る
・それを前から順に剥がしていきながらまわす
・音楽を流し音楽が止まったときに爆弾を持っていた人がアウト！
・途中で割れてしまっても終了
※爆弾を投げない、などのルールを決める

【内容】
バスの座席順で爆弾を回していくゲームです。音楽を止めるタイミングはランダムで、爆弾は投げずに隣の席の人や後ろの人に渡していきます。列ごとのグループ対抗などにして、1番早く最後尾に辿り着いたグループの勝利にする形式も一体感が生まれてオススメです。

【盛り上げるコツ】
爆発してしまった人は罰ゲームを用意すると盛り上がります。罰ゲームの内容は、嫌いな食べ物の暴露や自分の長所紹介など、自己紹介型の誰でもできる形式がオススメです。2回目以降は、爆弾を回しながらしりとりを入れるなど難易度を上げると更に盛り上がります。

貸切バスを手配する流れ

貸切バスを手配する流れをステップごとに紹介します。

ステップ①見積もり依頼

まずは見積もりを依頼しましょう。日程や乗車人数・当日のスケジュールなど、できるだけ詳しい情報を記載するとスムーズです。人数変更やルート変更は予約後にも対応可能なので、見積もりは早めにおこなうことをおすすめします。ただし、日程とバスの車種は、予約状況によって変更できない場合があるので注意してください。

ステップ②見積もり回答

見積依頼をすると、問い合わせ内容に沿ってバス会社から回答がきます。疑問点がある場合は、見積もり時点で解決しておくことをおすすめします。

なお、見積もり時点で空きがあってもほかに予約が入るとそちらが優先されてしまうため注意してください。見積もり時に確認しておきたい点は以下の通りです。

• 予約できるバスの車種
• 料金の支払い方法
• キャンセル料の発生日
• 保険の補償内容
• 高速道路代などの精算方法
• バス会社の「貸切バス運送約款」の確認

ステップ③予約

見積もり内容に納得できたら、予約手続きにすすみます。遠足の日程が決まっているようであれば、早めに予約することをおすすめします。予約確定時に「キャンセル規定の同意」を求められるので、必ず確認しておきましょう。「予約完了」のメールが届いたら予約完了です。

ステップ④支払い

貸切バスは基本的に全額前払いです。支払い期日を確認し、忘れずに支払いをおこないましょう。当日発生する費用の、高速道路代・有料道路代・駐車場代などは別途発生しますので注意してください。

ステップ⑤出発

当日は「時間厳守」であることを、生徒たちにも伝えておきましょう。引率する先生は、ドライバーとルートの確認をおこないます。スケジュール通りに運行しなければいけないので、時間に余裕をもった行動を心がけてください。

よくある質問

「雨天の場合中止」という予約の仕方は可能ですか？

基本的に対応できません。
運行自体を中止することは可能ですが、キャンセル依頼日によってはキャンセル料金が発生しますのでご了承下さい。

バスガイドの手配も一緒にしてくれますか？

バスガイドの手配も可能です。
ただし、バス会社によっては対応していないため、バス会社へ直接ご連絡ください。また、別途費用（ガイド1名に付き、15,000～30,000円程度）がかかりますのでご注意ください。

旅行保険は一人ひとりの加入が必要ですか？

保険の加入は任意ですので、特に問題ありません。
ただし、加入される場合は基本的に団体全員での加入をオススメしております。

生徒がシートを汚した場合はどうなりますか？

故意の場合以外は弁償不要です。
ただし、故意・重度な破損・汚損の場合は弁償していただく場合があります。

貸切バスを遠足で利用する際の注意事項

貸切バスを遠足で利用する際の注意事項を3つ紹介します。

渋滞を考慮したスケジュールを組む

渋滞を考慮し、時間に余裕のあるスケジュールを組みましょう。遠出をする場合や、人気スポットへ行く場合は混雑が予想されます。

渋滞を避ける迂回ルートや、工事や交通規制などの道路状況を事前に確認しておくことも大切です。突然の事故による渋滞など、当日に発生するアクシデントもあるので注意しましょう。

基本的に補助席は利用しない

生徒の安全のためにも、補助席は利用しないことを前提に車種を選びましょう。貸切バスの定員数には、補助席も含まれています。

たとえば、大型バスの定員が「53席」と記載されていても、補助席が8席含まれており、通常の席は45席です。
危険防止のために、できるだけ補助席は利用しないようにしましょう。

バス酔いをしやすい生徒への配慮をする

生徒のなかにはバス酔いをしやすい生徒もいるので、配慮を忘れないようにしましょう。

特に、下を向いたまま作業をしていると酔いやすいため注意が必要です。車内で課題をおこなう場合は、強制はせず生徒の体調に配慮しましょう。酔い止めや頭痛薬などの薬を準備しておくことをおすすめします。

遠足には貸切バスがおすすめ

学校行事の遠足には貸切バスがおすすめです。生徒の安全を守れると同時に、先生方の負担も軽減されます。

当サイトでは、お見積もりを無料でおこなえます。ほかの交通手段の価格と比較するためにも、まずはお申込みすることをおすすめします。遠足で貸切バスの利用を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。