スキー・スノボ送迎には貸切バスがおすすめ!メリットや料金相場を詳しく解説
公開日:2024年08月28日 2024年12月04日スキーやスノーボードのシーズンになると、ゲレンデに行く際の移動手段に悩む方は多いのではないでしょうか。
少人数であれば、レンタカーや電車も選択肢に入りますが、大人数の場合はどうしても不便が生じます。
大人数でゲレンデに行く際は、貸切バスがおすすめです。スキーやスノボ用具をトランクに積めるので、全員で一緒に快適かつスムーズに移動できます。
本記事では、ゲレンデに行く際に貸切バスを利用するメリットやバスの種類・料金相場を解説します。
予約方法や注意点も紹介するので、ゲレンデへの移動手段でお悩みの幹事様はぜひ参考にしてください。
スキー・スノボ送迎で貸切バスを借りるメリット
スキー・スノボ送迎で貸切バスを借りるメリットを5つ紹介します。
スキー・スノボ道具をトランクに積める
貸切バスなら、スキーやスノボの板、ブーツ、ウェアなどのかさばる荷物をトランクにまとめて積めるため、移動が楽になります。
スキー・スノボ用具を現地でレンタルする場合でも、宿泊を伴うとどうしても荷物が多くなるでしょう。
レンタカーで移動する場合、荷物が多いとすべてを積み込むことが難しいことがあります。結果的に荷物を別送することになれば、配送費として料金がかさむことになります。
貸切バスなら、荷物をしっかり運べるだけではなく、車内スペースを広く使えるため快適な移動が可能です。
スキーやスノボだけではなく観光も楽しめる
貸切バスは経由地を複数設定できるため、観光を楽しんだり、スキー・スノボの疲れを癒すために現地の温泉に立ち寄ったりと、自由度の高いプランを立てられます。
参加メンバーの希望に応じて、スケジュールを柔軟に調整できるため、旅行の満足度をさらに高めることができるでしょう。
また、異なるスキー・スノボ場を午前・午後で回るなど柔軟なプランも立てられます。ただし、当日のスケジュール変更はできないため、事前にしっかりと計画を立てておくことが必要です。
移動中の車内時間も周りを気にせず楽しめる
貸切バスは完全プライベート空間なので、周りを気にせず移動時間を楽しめます。
車内設備も充実しており、後方座席をコの字型にレイアウトする「サロン席」を活用すれば、テーブルを囲んで食事をしたり、カラオケを楽しんだりできます。
長時間の移動でも、仲間と一緒に楽しみながら快適に過ごせるでしょう。もちろん、スキー・スノボに備えてコンディションを整えるために、休憩や仮眠を取ることもできます。
予約人数が多いほどお得に利用できる
貸切バスは乗車人数ではなくバスの台数で計算されるため、乗車人数が多いほどお得に利用できます。
乗車人数が増えるほど、1人あたりのコストを抑えられるのは、高速バスとは違った貸切バスならではの魅力です。
一方、レンタカーを利用する場合、ガソリン代や高速料金、駐車場代に加え、雪道対策としてスタッドレスタイヤやチェーンを用意しなければいけません。
人数が多い場合は複数台のレンタカーを手配する必要があるため、結果としてコストがかさむ可能性があります。
プロのドライバーに運転を任せられる
貸切バスはプロのドライバーに運転を任せられるため、現地まで安全に移動できます。
レンタカーを利用する場合、運転者にかかる負担が大きくなります。
長時間の運転に加え、慣れない雪道や凍結した道の運転は、交通事故につながる危険性があるため注意が必要です。
特に、疲労がたまりやすい帰り道は、事故のリスクが高まるでしょう。
貸切バスなら、スキー・スノボシーズンの悪天候や、急な天候の変化に対応できるプロのドライバーがいるため、事故のリスクが大幅に軽減されます。
料金は税別です。
見積りで出される金額は、実際の請求金額と相違する可能性がございます。バス会社から集合場所、解散場所からバス会社までの回送料金は、回送往復距離:50km,回送往復時間:2時間と仮定しております。別途料金として、深夜早朝・有料道路・駐車場料金等もかかる場合がございます。
スキー・スノボ送迎での貸切バス料金
貸切バスの料金は、「走行距離×走行時間」で計算されます。
スキー・スノボ送迎の場合、荷物が多くなる可能性が考えられるため、大型バスもしくは中型バスがおすすめです。
貸切バスの種類と料金相場
貸切バスの種類と料金相場は以下のとおりです。
車種 | 席数 | 料金相場 (6時間/100km以内) |
積載荷物目安 (スキー・スノボ用具) |
---|---|---|---|
大型バス | ~53席(45席+補助席8席) | 90,000円~ | 約40人分 |
中型バス | ~27席 | 75,000円~ | 約20人分 |
小型バス | ~21席 | 65,000円~ | 座席を使用 |
マイクロバス | ~20席 | 65,000円~ | 座席を使用 |
スキーやスノボで貸切バスを借りる場合は、人数だけではなく荷物の量で車種を検討する必要があります。
貸切バス・レンタカーで比較
貸切バスとレンタカーどちらがよいのかは、人数やコスト、移動の快適さ、安全性などを総合的に比較して決めることをおすすめします。
貸切バスがおすすめ | レンタカーがおすすめ |
---|---|
・参加人数が多い(特に10名以上の団体) ・移動の安全性を確保したい ・多くのスキー・スノボ用具を積みたい ・移動時間も楽しみたい(もしくは休みたい) ・1人あたりの交通費を明瞭にしたい |
・参加人数が少ない(4人程度) ・雪道の運転に自信がある ・スキー・スノボ用具を現地でレンタルする人が多い ・出発時間や帰着時間を当日の気分で自由に設定したい |
状況に応じて両者を比較して選択しましょう。
料金プランの例
料金プランの例を紹介します。
東京⇔山形蔵王スキー・スノボ場
東京から山形蔵王スキー・スノボ場に宿泊で行く際のプランの例です。バスは返却せず、スキー・スノボ以外にも観光など複数目的地を設定した場合のプランです。
1日目:【点検&出庫】→【バス会社から設定した場所までお迎え】→【出発】→【SA】→【山形蔵王スキー場到着】→【宿泊施設】 2日目:【宿泊施設】→【観光(温泉など)】→【現地出発】→【SA】→【設定した場所までお見送り】→【帰庫&点検】 |
||
出発地:都内某所 | 目的地:山形蔵王スキー場 | 経由地:SAや観光地 |
乗車人数:30人 | 車種:大型バス | 片道距離:約370km |
利用時間:20時間 | 合計金額:430,000円~ | 1人あたり:11,000円~ |
東京⇔苗場スキー場
東京から苗場スキー場へ宿泊で行く際のプラン例です。往復の送迎のみで、一旦バスを返却するパターンです。
1日目:【点検&出庫】→【バス会社から設定した場所までお迎え】→【出発】→【SA】→【苗場スキー場】→【一旦バス返却】 2日目:【苗場スキー場までお迎え】→【SA】→【設定した場所までお見送り】→【帰庫&点検】 |
||
出発地:都内某所 | 目的地:苗場スキー場 | 経由地:SA |
乗車人数:40人 | 車種:大型バス | 片道距離:約180km |
利用時間:36時間 | 合計金額:260,000円~ | 1人あたり:7,000円~ |
スキー・スノボ送迎のバス移動中におすすめの過ごし方
イントロドン
【手順】
・音楽を流せるもの(スマホ・CDなど)を用意
※バス設備で流せるかは事前にバス会社へ確認
・マイクを使って曲のイントロ部分を流す
・生徒に早押しで答えてもらう
【内容】
今流行っている曲、アニメの主題歌、合唱コンクールの課題曲など、みんなが知っているような曲だとさらに盛り上がります。スマートフォンでイントロクイズのアプリも出ているので、それを活用すれば先生方の負担を減らすことができるでしょう。
【盛り上げるコツ】
正解が出た後にその曲の1番をながしたりすると、知っている人はみんなで曲を楽しんだり歌うこともできます。最近ではTV以外にもTikTokといった動画サービスでも、楽曲の流行がありますので、幅広く流行を捉えると更に盛り上がるでしょう。
爆弾ゲーム
【手順】
・風船など爆弾に見立てたものを用意する
・風船にセロハンテープを人数分貼る
・それを前から順に剥がしていきながらまわす
・音楽を流し音楽が止まったときに爆弾を持っていた人がアウト!
・途中で割れてしまっても終了
※爆弾を投げない、などのルールを決める
【内容】
バスの座席順で爆弾を回していくゲームです。音楽を止めるタイミングはランダムで、爆弾は投げずに隣の席の人や後ろの人に渡していきます。列ごとのグループ対抗などにして、1番早く最後尾に辿り着いたグループの勝利にする形式も一体感が生まれてオススメです。
【盛り上げるコツ】
爆発してしまった人は罰ゲームを用意すると盛り上がります。罰ゲームの内容は、嫌いな食べ物の暴露や自分の長所紹介など、自己紹介型の誰でもできる形式がオススメです。2回目以降は、爆弾を回しながらしりとりを入れるなど難易度を上げると更に盛り上がります。
貸切バスを手配する流れ
貸切バスを手配する流れは以下のとおりです。
①見積もり依頼
まずは、見積もりを依頼します。見積もり時には、できるだけ詳しい情報をバス会社に伝えることがポイントです。以下の項目を記載すると、スムーズに進みます。
- 日程
- 目的地
- 最大参加人数
- 積載したい荷物の量(スキー・スノボ用具の数を含む)
- 希望の車種
必要な情報を詳細に伝えることで、より正確な見積もりを得られます。複数社に見積もりを依頼して、比較検討することもできます。
②見積もり回答
問い合わせ内容に沿って、見積もりの回答が届きます。不安な点や質問がある場合は、見積もりの時点で相談しておくと安心です。料金だけではなく、バスの設備やバス会社の評判なども確認することをおすすめします。
③予約
見積もり内容に納得できたら、正式に予約を進めます。スキー・スノボ旅行の予定は天候に左右されやすいので、利用規約やキャンセルポリシーをしっかり確認しておくことも重要です。支払い方法や、支払い期日も確認しておきましょう。
④支払い
貸切バスは、基本的に「全額前払い」となるので、指定の期日までに支払いを済ませましょう。支払い方法はバス会社によって異なります。なお、バスの利用料金とは別に、以下の料金が当日発生します。
- 高速道路代
- 有料道路代
- 駐車場代
- ドライバーの宿泊代
ドライバーが宿泊を伴う行程の場合は、ドライバーの宿の手配も必要です。現地清算となる費用も、あらかじめ予算に組み込んでおくとよいでしょう。
⑤出発
出発当日は、幹事様とドライバーがスケジュール確認を行い、問題がなければ出発します。遅刻がスケジュールに大きく影響するため、参加者全員に余裕をもって集合するようアナウンスしておくことが大切です。
よくある質問
スキー・スノボ送迎で貸切バスを利用する際によくある質問を4つ紹介します。
バストランクの大きさを具体的に教えてください。
車種により異なります。
バス会社及び車種によって異なりますが、目安は次の通りです。縦:1.2m、横:2.3m、高さ:0.9m。
宿泊で行く場合、いったんバスを返却すれば運行料金は安くなりますか?
安くなる場合もあるので、基本的に安い方をご提案しています。
日程や、時間、距離によって料金は異なります。一度車庫に戻す回送代と、乗務員宿泊代を比較して安い方をご提案できます。
ドライバーの宿は、どのような場所を予約すればよいですか?
お客様自身で手配お願いします。
運転手の宿泊を伴う場合は、宿泊施設と宿泊費の準備をお客様自身にお願いしております。バス会社が提案をすることはありますが、費用はお客様にご負担頂くのが原則です。
悪天候なのでキャンセルできますか?
キャンセル料金が発生します。
運行自体を中止することは可能ですが、キャンセル料金が発生しますのでご了承下さい。
スキー・スノボ送迎で貸切バスを利用する時の注意点
スキー・スノボ送迎で貸切バスを利用する際の注意点を3つ紹介します。
小型のマイクロバスはスキー・スノボ送迎に不向き
小型で重量の軽いマイクロバスは、雪道でスリップしやすいため、スキー・スノボ送迎には向いていません。大型バスや中型バスと比較すると料金は安価ですが、安全性を考慮すると推奨できない選択肢です。
仮に少人数の場合でも、マイクロバスにはトランクルームがないため、スキーやスノボ用具を積めなくなる可能性があります。さらに、座席の間隔が狭いため、長距離移動では快適さに不満を感じる場合があるでしょう。
深夜や早朝の時間帯は割増料金がかかる
深夜や早朝の時間帯(22時から翌朝5時まで)は、割増料金が適用されます。注意点は、走行時間だけではなく、出庫・帰庫の際に行われる点検時間も含まれることです。点検時間は各1時間ずつ、計2時間かかります。
深夜や早朝の割増料金を避けたい場合は、バス会社に相談して出発時間や到着時間を調整するとよいでしょう。
基本的にバスにトイレは設置されていない
貸切バスには基本的にトイレが設置されていないため、途中の休憩タイミングを計画しておくことが大切です。特に、アルコールを含む飲食を車内で楽しむ場合は、トイレが近くなる可能性が高いため注意が必要です。
事前にインターチェンジやサービスエリアでの休憩をスケジュールに組み込んでおくことで、参加者も安心して楽しめます。
スキー・スノボ送迎には貸切バスがおすすめ
スキー・スノボ送迎には貸切バスがおすすめです。特に、参加人数が多い場合や、安全性を重視する場合には、貸切バスが最適な選択となります。広い車内で快適に移動できるだけではなく、スキーやスノボ用具などの大きな荷物の積載も問題ありません。
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