結婚式の送迎には貸切バスがおすすめ!料金相場やプランも解説!
公開日:2024年03月21日 2024年10月31日結婚式の送迎には貸切バスがおすすめです。
「遠方からゲストが参列する」
「参列者に年配の方や小さな子ども連れの方が多い」
「式場までのアクセスが不便」
このような心配や悩みを解決するためには、貸切バスが最適です。
式場までのアクセスが便利だったり、式場がシャトルバスを用意してくれたりするのであれば問題ありませんが、そうではない場合も多くあります。
貸切送迎バスを手配することで、ゲストの負担が減ることが大きなメリットです。
本記事では、結婚式で貸切バスを利用したいと検討している方へ、メリットや料金・予約までの流れを解説します。予約時の注意点や、よくある質問も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
結婚式(ウエディング)で貸切バスを借りるメリット
結婚式で貸切バスを借りるメリットを5つ紹介します。
遠方から参列するゲストに負担がかからない
新郎や新婦の地元が遠方で実家が遠かったり、遠方に住む友人が行きづらいときに、ゲストが移動する際の負担がかかりません。
貸切バスは、乗車・下車場所だけではなく、経由地を自由に設定できます。遠方から参列するゲストは、公共交通機関での移動が大変な場合もあるでしょう。
また、車で長距離の運転となると、運転手が到着時に疲れてしまうことも考えられます。土地勘がなければ、道に迷うかもしれません。更には、披露宴で飲酒ができないというデメリットもあります。
貸切バスなら、ゲストが交通手段を考えたり手配したりする手間が省けます。経由地を自由に設定できる貸切バスは、結婚式での利用に最適といえるでしょう。
年配の方や子ども連れのゲストに喜ばれる
貸切バスを手配すると、年配の方や子ども連れのゲストにも喜ばれます。
式場までのアクセスが悪くなくても、足腰の悪い方やベビーカーを利用する小さなお子さま連れの方など、徒歩で移動することが大変なケースも考えられるためです。
近年、バスメーカーが車両のバリアフリー化の施策を行っており、バリアフリー車両は年々増えています。貸切バスでも、車椅子に乗ったまま乗車できる「リフト付きバス」の導入が進んでいます。
ベビーカーや車いすを利用する方が参列するときも、バリアフリー車両であれば安心して移動できるでしょう。
予期せぬトラブルを回避できる
貸切バスを利用すれば、予期せぬトラブルを回避できます。
式場までの交通手段は、公共交通機関・自家用車・タクシーなどさまざまな方法があります。土地勘がない場所での移動は、トラブルに見舞われる可能性がゼロではありません。
最寄駅を間違えてしまったり、式場のホテルと似たようなホテルに向かってしまったり、さまざまなリスクが考えられます。参列者が遅れてしまい、結婚式のスケジュールが変更になる事態は避けたいのではないでしょうか。
貸切バスは、スケジュール通りに大勢の人を安全に移動させることが求められています。結婚式に参列するゲストが全員一緒に、時間通りに行動できるので誰かが遅れる心配は不要です。安心してタイムテーブル通りに式を進められるので、不安要素がひとつ減ります。
荷物が多いゲストの移動がスムーズにできる
貸切バスは荷物を積載できるので、荷物が多いゲストの移動が楽になります。特に遠方から参列するゲストは、着替えなどで荷物が多くなってしまうこともあるでしょう。また、披露宴後は引き出物などで荷物も増えるため、徒歩での移動が大変になります。
後ほど詳しく解説しますが、荷物をトランクルームに積載できるため、重い荷物を持って移動する必要がありません。座席も広々と使えます。
また、天気が悪い場合、荷物を抱えて移動するのは大変です。貸切バスであれば、雨風をしのぐことができます。荷物だけではなく、フォーマルにドレスアップしているゲストにとっても安心です。
ゲスト同士で移動時間を楽しめる
結婚式に参列するゲスト同士で、移動時間を楽しめるのも貸切バスならではの魅力です。
貸切バスによっては、音楽や映像を流すことができます。たとえば、新郎新婦の思い出の写真を車内のモニターに映して、ゲストに楽しんでもらうことも可能です。貸切バスであれば、誰にも気を遣うことなく全員で楽しめるでしょう。
親族専用に貸切バスを手配して、親族旅行を同時に楽しんでもらうこともできます。
料金は税別です。
見積りで出される金額は、実際の請求金額と相違する可能性がございます。バス会社から集合場所、解散場所からバス会社までの回送料金は、回送往復距離:50km,回送往復時間:2時間と仮定しております。別途料金として、深夜早朝・有料道路・駐車場料金等もかかる場合がございます。
結婚式での貸切バス料金
結婚式で貸切バスを利用する際の料金を紹介します。
貸切バスの料金設定は、基本的に以下の5つの項目により設定されます。
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- シーズン
- 利用時間
- 走行距離
- 車種
- 当日費用
当日費用とは、有料道路や高速道路の通行料金です。通行料金を事前に調べたい場合は、以下のサイトがおすすめです。
参照:高速料金・ルート検索|ドラぷら(NEXCO東日本)
参照:高速道路料金・ルート検索|NAVITIME
バスの種類と相場
貸切バスは、大きく分けて4種類あります。バスの種類と、料金相場は以下の表の通りです。
バスの種類 | 席数 | 料金相場 | 積載荷物目安 (90Lスーツケース) |
---|---|---|---|
大型バス | ~60席(45席+補助席8席) | 102,000円~ | 約30個 |
中型バス | ~27席 | 90,000円~ | 約15個 |
小型バス | ~21席 | 75,000円~ | 約4個 |
マイクロバス | ~27席 | 64,000円~ | トランクルーム無し |
最低金額は地域によって異なります。詳細は国土交通省のホームページをご覧ください。
貸切バス・タクシーで比較
事業免許の違いで、貸切バスは11名以上、タクシー事業は10名以下と定員が定められています。通常のタクシーの定員は4名ですが、ジャンボタクシーを利用すれば9名まで乗車可能です。
どちらが適しているのか比較してみてください。
おすすめ利用条件 | 利用時間/距離 | 料金相場(1人あたり) | |
---|---|---|---|
貸切バス | ・利用人数10名以上 ・長距離移動 ・荷物が多い ・立ち寄り先を事前に決め時間通りに移動したい |
・5時間 ・120km以内 |
大型バス:1,700円~ |
中型バス:3,400円~ | |||
小型バス:3,600円~ | |||
マイクロバス:2,400円~ | |||
貸切タクシー | ・利用人数9名以下 ・短距離移動 ・荷物が少ない ・行き先を決めずに自由に移動したい |
・8時間 | 6,900円~ |
料金プランの例
バスの料金は時間制運賃とキロ制運賃の合計で計算されます。
具体的な料金例を紹介します。
都内⇔箱根の式場
最寄駅から結婚式場まで貸切バスを利用した場合の、往復の料金例です。
モデルコース:【点検&出庫】→【バス会社から東京駅までお迎え】→【出発】→【式場】→【バス待機】→【式場出発】→【東京駅へお見送り】→【帰庫&点検】 | ||
出発地:都内最寄り駅 | 目的地:都内結婚式場 | |
乗車人数:45名 | 車種:大型バス | 片道距離:約120km |
高速料金:約6,600円 | 合計金額:19万円 | 1人当たり:4,300円 |
式場⇔宴会場
結婚式場から宴会場の移動手段として貸切バスを利用した場合の料金例です。
モデルコース:【点検&出庫】→【バス会社から式場までお迎え】→【出発】→【宴会場】→【帰庫&点検】 | ||
出発地:結婚式場 | 目的地:宴会場 | |
乗車人数:15名 | 車種:マイクロバス | 片道距離:約15km |
高速料金:約2,000円 | 合計金額:7.5万円 | 1人当たり:5,000円 |
式場⇔宴会場⇔2次会会場
結婚式場から宴会場、2次会会場への移動手段として貸切バスを利用した際の料金例です。
モデルコース:【出庫&点検】→【バス会社から式場までお迎え】→【出発】→【宴会場】→【2次会会場】→【帰庫&点検】 | ||
出発地:結婚式場 | 目的地:2次会会場 | 経由地:宴会場 |
乗車人数:45名 | 車種:大型バス | 片道距離:約80km |
高速料金:約2,000円 | 合計金額:14万円 | 1人当たり:4,000円 |
貸切バスを手配する流れ
貸切バスを手配する流れを5つのステップごとに紹介します。
ステップ①見積もり依頼
まずは見積もり依頼をしましょう。新郎新婦様の場合はウェディングプランナーへご相談下さい。
当日のスケジュールや運行条件・要望などできるだけ詳しい情報を伝えましょう。
乗車人数や運行ルートなどの変更は予約後にも対応可能です。ただし、予約状況によっては日程と車種は変更できない場合があるのでご注意ください。
ステップ②見積もり回答
問い合わせ内容に沿って、見積もりが送られてきます。疑問点などがある場合は見積もりの時点で解決しておくことをおすすめします。
見積もりを取っただけでは予約完了ではないので注意しましょう。特に、以下の点をチェックしましょう。
- 料金の支払い方法
- キャンセル料の発生日
- 保険の補償内容
- バスの設備
- 高速道路や有料道路・駐車場代などの清算方法
- バス会社の安全性認定状況や規約
ステップ③予約
見積もり内容に納得できたら、予約へすすみます。見積もり時点で空きがあっても、予約が埋まってしまう可能性もあるので注意してください。
ステップ④支払い
貸切バスは、全額前払いが基本です。支払い期日までに支払いをおこないましょう。
なお、キャンセル料は利用日の14日前から発生します。キャンセル料に関しては、貸切バスの運行契約の法律で定められています。
ステップ⑤出発
新郎新婦が同乗しない場合は、事前に幹事を任せる方を決めておきましょう。当日かかる費用の精算や、緊急時ドライバーと連絡を取らなければいけないため、親族や友人にお願いすることをおすすめします。
当日は、バスを利用する方へスケジュールに余裕をもって行動するよう伝えておくことが重要です。幹事を任された方は、ドライバーとルートやタイムスケジュールの確認をおこないます。
よくある質問
式が朝早いのですが早朝の運行はお願いできますか?
可能ですが、深夜早朝(午後10時~午前5時まで)運行料金が別途加算されますのでご注意下さい。
また、運転時間が9時間を超える場合や、運転距離が400㎞を超える場合は、法律により運転手が2名必要になるため、その分の費用も加算されます。
式が始まる何分前に到着時間を設定すればよいですか?
参列者によって到着時間は異なります。
まずはプランナーに相談して運行スケジュールを決めることをおすすめします。なるべく余裕をもったスケジュールを組むことが大切です。
遠方から参加するため愛犬も連れて行きます。ペットは同乗できますか?
バス会社により対応が異なります。
ケージに入れた場合のみOKとしているバス会社もございます。バス会社によって異なりますので、詳細はバス会社へ直接お問い合わせください。
バスに乗車するゲストの荷物が多くて不安です。トランクの大きさを事前に確認できますか?
トランクルームのサイズは車種によって異なります。
大型バスの場合はスーツケース換算で30〜40個程、具体的な大きさは縦:1.2m、横:2.3m、高さ:0.9mとなります。荷物が入り切るかご不安な方はバス会社へ直接ご相談ください。
貸切バスを予約する時の注意事項
貸切バスを予約する際の注意点を3つ紹介します。
注意事項①親族とゲストのバスは別にする
親族のバスと、友人や同僚など一般のゲストのバスは別にすることをおすすめします。式場に集合する時間が異なったり、気を遣い合ったりすることを避けるためです。
双方のバスを一緒にしてしまうと、ゲストの負担を減らそうと手配をした送迎バスが、却ってマイナスになる可能性があります。
注意事項②車種が適切か確認する
予約の人数や荷物の量に応じて、適切な車種か確認しましょう。予約当日に「人数オーバーで全員が乗れない」「荷物を積めない」といったトラブルを避けるためです。
特に、小型バスやマイクロバスは荷物を積めるスペースが少ないので注意が必要です。事前にゲストのおおまかな荷物の量を確認しておくことをおすすめします。
注意事項③スケジュールが決まり次第早めに予約する
スケジュールが決まり次第、早めに予約することをおすすめします。シーズンによって、予約が困難になるケースが考えられるためです。
貸切バスの繁忙期は、一般的に5月~6月下旬・7月中旬~11月下旬です。夏休みや紅葉のシーズンになると旅行者が増え、予約が埋まりやすくなります。特に、土日祝は予約が集中しやすいため注意が必要です。
なお、閑散期は、7月上旬・12月上旬~1月下旬です。イベントや仕事納めなど、多忙な時期の貸切バスの利用者は少なくなります。
結婚式の送迎には貸切バスがおすすめ
結婚式に招待するゲストの送迎には貸切バスがおすすめです。ゲストの荷物が多い場合や、年配の方、小さなお子さま連れのゲストがいる際も安心して利用できます。
シーズンによっては満車になる可能性もあるので、スケジュールが決まり次第予約することをおすすめします。
当サイトでは、最短1分でお見積もりが可能です。結婚式で貸切バスの利用を検討している方はお気軽にご相談ください。
まずはお気軽にご相談ください!
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