大型の貸切バスにスーツケースはどれくらい積める？メリットや利用時の注意点を解説
公開日:2024年11月29日
2024年12月06日
「大型の貸切バスに積めるスーツケースの数は？」
「荷物をトランクに積む際の注意点は？」
上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。大型バスは、貫通式の大きなトランクルームがあるため、スーツケースだけではなく、スポーツ用品などさまざまな荷物を積むことができます。
本記事では、大型バスに積めるスーツケースの数や、トランクルームの大きさについて解説します。荷物を積載する際の注意点も紹介しますので、大型バスの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
大型バスのトランクルームに積載できるスーツケースの数
大型バスに積載できるスーツケースの数は、90Lサイズで約30個です。
90Lより小型サイズのスーツケースであれば、より多くの荷物を積めます。ただし、バスの車種によってトランクルームの大きさや形状が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
快適かつスムーズな旅を実現させるためには、積載する予定の荷物量をリストアップし、適切なバスを選ぶことが重要です。
大型バスの基本仕様
一般的な大型バスの乗車人数や、トランクルームのサイズを紹介します。
定員乗車人数
大型バスの乗車人数は、53席（正座席45席+補助席8席）です。ただし、安全上の理由から補助席の利用は推奨されていません。バスの利用目的や移動距離に応じて、通常の座席のみの利用をおすすめします。
貸切バスのトランクルームのサイズ
大型バスは、大きな荷物でも積めるよう、貫通トランクになっています。貫通式が2～3本あることが一般的ですが、そのうちの1本はバス会社の備品が積まれていることが多いため、事前に利用できるスペースを確認しておきましょう。
トランクルームのサイズは車種によって異なりますが、目安は次の通りです。
「W120cm×D230cm×H90cm」
一般的には、以下のような大きい荷物を積むことができます。
- スーツケース（90L）：約30個
- ゴルフバッグ：約35個
- スキー・スノーボード：約40セット
ただし、バス会社が所有している車種によってトランクルームの大きさは変わるため、見積もりの際に確認することが重要です。
トランクルームがある大型バスを利用するメリット
大型バスでトランクルームを利用するメリットは、以下のとおりです。
大容量で多くの荷物を収納できる
大容量で多くの荷物を収納できることが、大型バスを利用するメリットの一つです。トランクルームが広いため、大型のスーツケースなど、大きな荷物を積めます。特に、宿泊を伴う旅行や団体での移動時に便利です。
スーツケースだけではなく特殊な荷物も収納できる
大型バスは、スーツケースだけではなく、特殊な荷物も収納できます。例えば、以下のような荷物を積めます。
- スポーツ用具（スキー・スノボー・サーフボード・ゴルフバックなど）
- 楽器（ギター・バイオリン・ドラムセットなど）
- アウトドア用具
大型バスは特殊な荷物も収納できるため、さまざまなシーンで利用できます。ただし、重量によっては事前に相談が必要な場合もあるので、荷物の詳細をバス会社に伝えましょう。
座席スペースを広く使える
トランクルームに荷物を収納することで、座席スペースを広く使えます。特に、長距離移動の場合、座席スペースが広いと快適に利用できるでしょう。
また、車内の通路や座席に荷物を置かずに済むため、安全性も確保されます。大型バスのトランクルームを活用することで、車内の快適さと安全性を守れます。
荷物を安全に運搬できる
大型バスのトランクルームは、荷物専用に設計されているため、トランク内で荷物が散乱しにくい点もメリットです。
荷物はトランクルームに保管されているため、ほかの乗客の目に触れることもなく、盗難のリスクも軽減されます。重い荷物を下に、軽い荷物を上に積むことで、より安全性が高まります。
荷物の管理が楽になる
トランクルームに荷物を積むことで、荷物の管理が楽になる点も大型バスのメリットです。出発時に荷物を積めば、最終目的地まで管理する必要がありません。
例えば、途中で立ち寄る場所があっても、大きな荷物を運ぶ必要がないため、移動が楽になるでしょう。特に、大きい荷物や重い荷物の際は便利です。
小型バスやマイクロバスの場合は、トランクルームが狭い、もしくはないことがあるため、自分で管理しなければいけません。
料金は税別です。
見積りで出される金額は、実際の請求金額と相違する可能性がございます。バス会社から集合場所、解散場所からバス会社までの回送料金は、回送往復距離：50km,回送往復時間：2時間と仮定しております。別途料金として、深夜早朝・有料道路・駐車場料金等もかかる場合がございます。
大型バスのおすすめの利用シーン
大型バスを利用するおすすめのシーンは、以下のとおりです。
- 修学旅行や遠足などの学校行事
- 社員旅行や研修旅行
- スポーツ大会や合宿
大人数かつ荷物が多くなることが想定されるシーンにぴったりです。ただし、乗車人数によっては全員分の荷物を積めなくなる場合があるため注意が必要です。全員分の荷物を積めない場合は、荷物のみを配送するなど、別途手配が必要になります。
大型の貸切バスの定員はこちらの記事で確認できます！
大型貸切バスを予約する際の注意点
大型バスを予約する際の注意点は、以下のとおりです。
荷物のサイズと重量の制限を確認する
一般的に大型バスには広いトランクルームがありますが、荷物の大きさや形状などによって積載できない可能性があるため注意が必要です。バス会社によっては、重量制限が設けられている場合もあります。
総重量が制限を超えると、バスの運行に影響を与える可能性もあるため、事前に確認しておくと安心です。
出発前に全員の荷物の量を確認する
大型バスを利用する際は、出発前に全員の荷物の量を確認しましょう。大型バスのトランクルームが広いとはいえ、容量は限られているためです。トランクに収まりきらない荷物は、車内に持ち込まなければなりません。
ただし、通路に荷物を置くことは安全上の理由から禁止されています。座席数に余裕がある場合は、座席に荷物を置けるので問題ありませんが、積めない場合は別途手配が必要になります。
大型貸切バスのトランクルームを使用する際の注意点
大型貸切バスのトランクルームを使用する際の注意点は、以下のとおりです。
積載できない荷物がある
トランクルームには積めない荷物があるため、注意が必要です。例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 危険物（爆発物・引火性のあるもの・化学薬品）
- 動物（ペットを含む）
- 刃物
- 貴重品や高価なもの
- 生ものや腐敗しやすいもの
- 強いにおいや液体漏れの恐れがあるもの
安全かつ快適に利用するためには、各バス会社が定めるルールを必ず守らなければなりません。そもそも、トランクルームどころか、車内に持ち込めない可能性も高いため注意が必要です。特に、花火用のライターや、キャンプ用の着火剤の取り扱いなどは、念のため予約時に確認しておくことをおすすめします。
荷物が破損しないようにパッキングする
トランクルームを利用する際は、荷物が破損しないようパッキングすることが重要です。壊れやすいものは、緩衝材（エアークッションなど）や衣類などを使って包むことで、衝撃を吸収できます。
壊れやすいものは手元に保管するのがベストですが、不安な場合は事前にバス会社に相談し、最適な積載方法や注意事項についてアドバイスを受けるとよいでしょう。
1つあたりの荷物の大きさの制限はバス会社によって異なる
1つあたりの荷物の大きさの制限は、バス会社によって異なるため注意が必要です。大型バスのトランクルームの形状や構造は車種によって異なるため、荷物の高さや幅に制限が設けられています。
荷物のサイズの指定は、バス会社によって具体的なガイドラインがあることが一般的です。荷物のサイズが大きくて不安な場合は、バス会社に必ず確認しておきましょう。
まとめ
大型バスに積載できるスーツケースの数は、90Lサイズで約30個です。貫通式のトランクルームを採用しているため、多くの荷物を積めます。スポーツ用品や楽器なども積めるため、大人数の旅行だけではなく、スポーツ合宿などさまざまなシーンで利用できます。
ただし、危険物やペットなど、トランクルームには載せられないものもあります。注意事項を確認し、安全に貸切バスを利用しましょう。
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