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中型バスの特徴とは?予約の方法や料金も解説!

公開日:2024年03月21日 2024年06月17日 中型バスの特徴とは?予約の方法や料金も解説!

写真提供:東都観光バス株式会社

「貸切バスを利用したいが、大型バス以外にどんな種類があるのか?」
「料金はいくらかかるのか?」
「そもそもどこで頼めば良いのか」

貸切バスを利用したいものの、どのように探したら良いかお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中型貸切バスは、27名程度までの観光や合宿の移動などに幅広く利用でき、長距離の移動でも快適です。

当記事では、貸切できる中型バスについて解説しています。
利用人数やトランクの広さ、料金などについてわかるため貸切バスの利用を検討されている方は是非ご参考にしてください。

貸切りできる中型バスとは?

 
写真提供:東都観光バス株式会社

貸切料金の相場 ¥90,000(税込)~
車体サイズ 長さ9m未満、車幅約2.5m、車高約3.5m
定員(席数) 27名
有料道路区分 大型車
トランク積載量 キャリーケース約15個

中型バスは、全長12mほどある大型バスを3m程度短くしたサイズです。
そのため、
大型バスのようにゆったりと乗れます

床下にトランクルームを備えており、小型バスやマイクロバスよりも多くの荷物が積めることもメリットです。大きなトランクルームは、サークルの合宿や試合など、荷物の多い場合にも活躍します。
大型バス並みに設備が充実していることが多く、移動中も快適に過ごせるでしょう。

中型バスの特徴

中型バスは、大型バスに近い幅と高さがあり、ゆったりとした座席でくつろげます。リクライニングできるシートで旅の疲れを癒せることでしょう。

またマイクロバスや小型バスより多くの荷物が積めるなどの特徴があります。

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中型バスの種類

中型バスの種類は主に以下の2通りです。

  中型ハイデッカー 中型一般車
定員 27名 33〜46名

中型ハイデッカー

ハイデッカーとは、中2階建てバスのことです。座席が高い位置にあるため見晴らしが良く、観光用としても人気があります。とくに街中の観光にもおすすめです。

ハイデッカーは、座席を高く設置しているため、車体下部に広いトランクルームが確保できてます。そのため、マイクロバスより多くの荷物の収納が可能です。

似ているタイプにダブルデッカーバスと呼ばれる2階建バスがありますが、大型バスのみで中型バスに2階建てタイプはありません

中型一般車

現在、貸切り用の中型バスはハイデッカータイプ主流ですが、ハイデッカーではないタイプが中型一般車です。

中型一般車は、荷物の積載量が少なく主にスクールバスシャトルバスなど、送迎用として使われることが多いバスです。

中型バスの定員

中型バスの定員は、正座席で27座席が一般的です。一部、28座席タイプもあります。

乗車定員が30名を超える中型バスはほとんどありません。乗員が30名を超えると高速道路の車両区分が「大型車」から「特大車に」変わるため料金が高くなっていしまいます。

補助席をつけると乗車定員が30名超えてしまうため、補助席はついていません。乗員が30名を超えるようであれば大型バスを選ぶか、中型バスを2台用意する必要があるでしょう。

 ただし、近場の送迎用など高速道路を使わないことが前提の中型バスでは、高速料金を気にしないため定員が30名を超えるバスも稀に存在します。

座席レイアウト

一般的な中型バスでは、中央通路の両側に2座席ずつで6列と最後部座席が3座席、もしくは4座席となります。

後部の座席が回転し、座席が左右で向き合うことで、コの字になるサロン型配置に変更できるバスもあります

さらに、中央にテーブルを設置できるタイプもあり、移動中にミーティングやパーティーなどさまざまな用途に活用可能です。

前述のように、中型バスに補助席はありません。その分、座席間隔が広くゆったりと過ごせます。

 中型バスの設備

 

中型バスの設備について解説いたします。中型バスは、座席の間隔が広く大型バスと同等の設備があり長距離の移動でも快適に過ごせます。

設備の有無や積める荷物の量などを含め、バス選びの参考にしましょう。

中型バスには充実した装備がある

多くの中型バスにはマイクロバスには無い、充実した装備がついています。例として以下の装備が利用できます。

  • カラオケ
  • 冷蔵庫
  • 湯沸器
  • モニターシステム
  • トランクルーム

冷蔵庫に入れておくことで冷たいドリンクを楽しめます。また、湯沸かし器があることであったかいお茶出しが可能です。

モニターシステムでテレビやDVDが視聴できたり、カラオケで盛り上がるなど移動中を楽しく過ごせます。ただし、バス会社やメーカーによって設備が異なりますのでご注意下さい。

 中型バスに載せることができる荷物量

中型バスでは、キャリーケース15個を積めるくらいのトランクルームがあります。座席を高く設計することで、床下に大きな収納スペースを確保できるためです。

トランクルームに余裕があれば、お土産などの荷物が増えても対応できるでしょう。

同じような定員の、マイクロバスや小型バスにはないメリットといえます。

しかし、27名のフル乗車で全員キャリーケース持参するなどあまりにも荷物が多い場合は、大型バスもしくは中型バス2台が必要でしょう。

中型バスを貸切るときの料金

中型バスを借りるときの料金について以下を解説いたします。

  • 料金設定方法
  • 当日費用
  • 目安となる料金・相場

料金はバス会社により違いがあります。そのため、申し込み前に必ずバス会社に見積もりを依頼しましょう。

料金設定方法

料金設定には、基本料金設定と条件により追加でかかる料金があります。基本料金に含まれるのは以下の項目です。

  • 中型バス(車両)貸切り代
  • 運転手の人件費
  • 燃料代(ガソリン代)
  • 事故発生時の保険代(損害賠償責任保険)

基本料金設定

基本料金計算は、貸し出し時間による時間制運賃と走行距離から算出するキロ制運賃の合計となります。

時間制運賃は、実際の貸し出し時間に出庫前点検と帰庫後点検にかかる2時間を足した時間に、時間単価をかけたものです。貸し出し時間は、回送や休憩、待機などにかかる時間も含まれます。

貸し出し時間は最低3時間以上、つまり点検時間を足した5時間以上からの計算が基本です。キロ制運賃は、走行距離に距離単価をかけて算出します。

つまり、バス会社と集合場所の近さもポイントになります。

 

条件により変動する基本料金

繁忙期など、需要の多い時期には単価が高くなるなど、利用時期による価格の変動があります。繁忙期の例は以下の通りです。

  • 4月中旬~6月上旬(とくにゴールデンウィーク時期)
  • 7月下旬~11月

曜日により単価が変わることも多く、土・日・祭日は高くなる傾向があります。また、前日夜から出発するなど22時〜5時の時間帯に走行する場合、深夜・早朝料金が加算されます。

当日費用

当日かかる費用には、有料道路・高速道路料金や駐車料金などがあります。

「事前に参加者から徴収した参加費じゃ足りない」といった失敗をしないように事前に調べておきましょう。

有料道路・高速道路料金

中型バスの有料道路や高速道路の料金区分は「大型車」となります。料金規格で、大型車の「車両総重量8t以上で、車長9m未満、乗車定員数29人以下」に該当するためです。

 中型バスと呼ばれていても、有料道路・高速道路料金は「中型車」では無いため注意が必要です。また、ボディサイズが中型バスでも、30名以上の乗車では「特大車」となってしまいます。中型バスに補助席がないのはこのためです。

駐車料金

有料駐車場を利用する場合、駐車料金が必要となります。料金目安は、1日3,000円〜10,000円程度です。

 駐車場により料金に違いがあります。都市部では高くなる傾向です。利用者自身で駐車場の予約が必要となるケースもあるため、中型バスが駐められる駐車場を探すか、事前にバス会社へ相談しましょう。

目安となる料金・相場

中型バスの料金相場の目安としては、1日あたり95,000円(税込)〜119,000円(税込)程度でしょう。

 バス料金は国土交通省が2023年8月25日に公示した「新公示運賃額」で下限金額が決められています。

 参照:国土交通省「公示運賃の見直しについて

 新公示運賃額は運輸局によって違うため、バスの貸し出し地域により料金に影響します。

 上記の料金目安はバス会社により違うため、まずは無料で見積もりを依頼してみましょう。最短10秒で結果が出る料金シミュレーションで大体の金額を把握することもできます。

中型バスに関するよくある質問

ETCカードは持ちこみ可能ですか?(高速料金が安くなるため使いたい)

バス会社によって対応が異なります。
バスのETC搭載状況や、精算方法もバス会社により違いますので、詳しくはバス会社に直接ご相談ください。

  中型バスにトイレはついていますか?

基本的についていません。
トイレ付きの貸切バスを所有するバス会社はほとんどありません。また、手配できたとしても料金がかなり高くなります。トイレ休憩を多めに取ることは可能ですので、バス会社にご相談ください。

  荷物が多いのですが、乗車定員ギリギリまで乗れますか?

定員ギリギリでも乗車は可能です。
ただし、補助席は正座席と比べて座り心地も劣り、狭く感じやすいです。荷物が想定より多かった場合も車内に持ち込めなくなるため、定員ギリギリはオススメしていません。

運転手無しで中型バス車両のみ貸切りできますか?

対応していません。
道路運送法により車両のみのレンタルは禁止されています。ただしマイクロバスは法律上レンタル可能ですので、お手数ですがレンタカー会社をお探しの上ご相談下さい。

人数が増えたので大型バスに変更できますか?

車種の変更は可能です。
ただし、予約状況によって変更できない可能性もあります。車種変更が必要になった時点で、速やかにバス会社へご相談ください。

 中型バスにピッタリの利用シーン

中型バスでは以下の利用シーンにおすすめです。

  • 部活動やサークルなどの合宿
  • 観光旅行
  • 企業の研修や視察

中型バスは、座席周りが広くゆったりと乗れるため合宿で疲れた身体をゆっくり休めることができます。リラックスできるシートは、長距離の観光旅行でも快適に過ごせることでしょう。

マイクロバスには無い、ハイデッキからの眺めは素晴らしく、移動中も楽しめます。座席をサロン配置にすれば、研修や視察の移動中でも車内でのミーティングが可能です。
また、荷物の積載量に優れているため、荷物が多くマイクロバスや小型バスの利用ができない場合には中型バスをご検討ください。

大人数の公共機関での移動は何かと大変です。
バス移動では、乗り換えがないうえに荷物も一緒にまとめて運べるため、移動にかかる負担を減らせます。

まとめ

中型バスは、ゆったりと座れる座席配置とマイクロバスや小型バスよりも荷物が積めるため人気の貸切バスです。
貸切バスは条件などによって料金に違いがあるため、ご紹介した相場より高くなってしまう場合もあります。
そのため、見積もりをとって実際の料金を調べることが重要です。
当サイトでは、最短1分でお見積もりが無料でできるため、是非お気軽にお申し込みください。

 

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