中型貸切バスの定員は何人?おすすめのシーンや利用時の注意点も徹底解説!
公開日:2024年09月27日 2024年10月31日中型バスの定員は?
中型バスの定員は、正座席のみの27名程度が一般的な仕様となっています(バスのメーカーやモデルにより異なる)。27名以上乗る場合は大型バスの利用が必要となります。
中型バスは補助席がなく座席間隔が広いため、ゆったりとした座り心地が特徴です。遠出の社員旅行や合宿など、長距離移動が必要な場合におすすめです。
中型バスの定員以外の特徴や設備、車種など詳しい情報はこちらの記事で解説しております。
最も多いのは27人乗りのバス
代表的な各バス会社が保有している中型バスの車種内訳を、表にまとめました。
調査結果を見ると、最も多い中型バスは27名乗りです。
一方で、40名ほどの大人数を収容できるバスを「中型バス」、27名前後が定員のバスを「小型バス」としているバス会社もありました。小型バスでも十分な人数を載せられる場合もあるため、利用する際は車両情報を十分に確認しましょう。
料金は税別です。
見積りで出される金額は、実際の請求金額と相違する可能性がございます。バス会社から集合場所、解散場所からバス会社までの回送料金は、回送往復距離:50km,回送往復時間:2時間と仮定しております。別途料金として、深夜早朝・有料道路・駐車場料金等もかかる場合がございます。
中型観光バスには補助席がない
中型観光バスには補助席が設置されていないのが一般的です。バスの乗車定員が30名を超えると、高速道路の料金体系における車種区分が「特大料金」となり、大型観光バスと同じ料金が適用されます。
多くの中型バスは特大料金を避けるため、乗車定員を29名以下に抑えています。補助席がない分、定員数は少なくなりますが、座席間隔が広いため長距離移動でも快適に過ごせる点が魅力です。
ただし、高速道路を使用しない近距離の送迎を目的とした中型バスでは、乗車定員が30名を超える場合もあります。高速道路を利用するか否かで、選ぶべきバスが違うことを覚えておくと良いでしょう。
高速道路ではなく下道を使ったほうがお得??
お客様の中には料金を少しでも安くするために高速道路ではなく、下道を使ってほしいと依頼される方もいらっしゃいます。しかし下道を使うことで料金が安くなるとは限りません。バスの料金は、国土交通省が定めた計算方法に基づき「時間単価(1時間あたりの料金)」と「距離単価(1kmあたりの料金)」を組み合わせて算出されているからです。
下道を選ぶと走行距離は短くなる場合がありますが、その分運転手の拘束時間が長くなる可能性が考えられます。渋滞や信号待ちが多い区間では、移動時間が大幅に延びる場合があり、結果的に下道を使ったほうが料金が高くなるケースもあります。
一方で高速道路を利用すると高速料金が発生しますが、スムーズな移動ができるため移動時間の短縮が可能です。また高速道路のほうが道幅が広く、車体の大きなバスでも安全に走ることができます。そのため実は貸切バスは、高速道路を利用することを原則としています。
中型バスのレイアウト
中型バスのレイアウトは、快適な座席配置が特徴です。一般的な中型バスでは、中央通路を挟んで両側に2座席ずつが6列に配置されており、最後部には3座席または4座席が設けられています。
一部の中型バスでは、後部座席を回転させ、座席が向かい合う「コの字型」のサロン型配置に変更できるタイプもあります。移動中にミーティングや談笑を楽しんだり、パーティーなどのイベントにも利用できたりするため、ビジネスや大人数での旅行に向いています。
補助席がない分座席の間隔が広めに設計されており、長時間の移動でもゆったり過ごせるでしょう。中型バスは、移動中の快適さと利便性を両立させられるのが魅力です。
バスを選ぶ際は荷物の量も考慮することが重要
バスを選ぶ際は乗車人数だけでなく、荷物の量も考慮する必要があります。ここからは、バスサイズを選ぶときのポイントを解説します。
予定の乗車人数からワンサイズ大きめがおすすめ
乗車人数が定員に近い場合は、荷物の量を考慮してワンサイズ大きめのバスを選ぶと良いでしょう。合宿や遠征などで人数分のスーツケースや大型の荷物を持ち込む場合、トランクルームが満杯になり、すべての荷物を積みきれない可能性があります。
中型バスのトランクルームサイズの目安は、キャリーケース15個分程度の広さがあります。これよりも荷物が多い場合や余裕を持って移動したい場合は、大型バスに切り替えるのがおすすめです。十分な積載スペースの確保が可能なうえ、車内スペースに余裕ができ、長時間の移動でもリラックスして過ごせるメリットもあります。
予期せぬ荷物や追加にも安心して対応できるため、予定の乗車人数よりワンサイズ大きめのバスを検討しましょう。
中型バスは運転手なしでレンタルできる?
中型バスを運転手なしでレンタルするのは不可能です。中型バスは車両総重量が8トンを超えるため、運転には大型バスと同じく大型免許が必要です。
また、レンタカー会社で自家用車としてレンタルできるバスは、法律(道路運送法第52条)により、小型マイクロバスまでと限られています。中型バスを自家用車として運転することは許可されていないため、運転手なしでのレンタルはできません。自分たちでの運転を希望する場合は、小型マイクロバスなどを検討する必要があります。
中型バスにおすすめのシーン
中型バスは、合宿や社員旅行など、大人数での移動に最適です。ここからは、中型バスが特におすすめなシーンを具体的にご紹介します。
部活やサークル合宿
中型バスは、大型の荷物やスポーツ用品をトランクに積むことが可能です。移動中に作戦会議を行ったり、チームメンバーとの交流を深めたりする場としても活用できるため、部活やサークル合宿での利用にもおすすめです。
社員旅行・団体旅行
中規模の社員旅行や研修にも、中型バスが適しています。多くの荷物を運びつつ、長距離の移動でも快適に過ごせるため、企業研修や視察での移動手段として使われるケースも多くあります。
遠足や学校行事
学校行事や遠足では、移動をスムーズに行う必要があります。中型バスは30名までの乗客を乗せられるため、クラス単位の遠足や社会見学などに最適です。補助席がないため、座席にゆとりがあり、生徒たちも快適に移動できるでしょう。ただし、先述したように積載できる荷物に限りがあるため、社内に持ち込める手荷物以外にも荷物がある場合は、大型バスの検討が必要です。
結婚式の送迎
ゲストの移動をスムーズにするため、結婚式で中型バスを手配するケースも多く見られます。空港・駅などから式場までの送迎に最適なサイズで、ゲスト全員を一度に移動させられます。
中型バスは多様なシーンで活躍し、快適かつ効率的な移動を叶えられる移動手段と言えるでしょう。
中型バス定員に関するよくある質問(Q&A)
Q.乗車人数が少なくても中型バスを借りることができますか?
1名からでも貸し切れます。
1名から定員以内であれば貸し切れます。バスの種類によって様々な人数に対応可能ですが、定員を超えた場合は車種や台数変更が必要になります。
Q.人数はいつまでに決めた方がいいですか?
予約したバスの定員以下であればいつでも大丈夫です。
定員以下であればいつでも問題ありません。例えば、27名までであれば中型バスですが、それ以上になる時は大型バスになります。大型バスに変更したくても空きが無いといったケースがありますので、できるだけ早めの確定をお願いします。
Q.中型バスの座席はリクライニングできますか?
フルリクライニングの貸切バスはありません。
フルリクライニングのバスは高速バスでよく見られるますが、貸切バスでは提供していません。ゆったりとした座席利用をご希望の場合は2席分を1人で使うなど工夫をお願いしております。
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