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トイレ付のバスを徹底解説!快適に移動するためのコツや注意点を紹介

公開日:2024年12月27日 2025年01月08日 トイレ付のバスを徹底解説!快適に移動するためのコツや注意点を紹介
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トイレ付きバスとは?その種類と選び方を解説

トイレ付きバスとは、その名の通りバスの車内にトイレが設置されているバスのことです。特に長距離移動の際などに便利な設備で、ストレスなく安心して移動ができます。

しかし、トイレ付きバスの車両は非常に少なく、利用料金も割高になる傾向があります。また多くの場合、利用回数が制限されているため、利用シーンや日数に応じて適切な車両タイプを選ぶことが大切です。

本記事では、トイレが付いているバスの種類や、生産数が少ない理由を解説します。トイレ付きバスのメリットやデメリットも紹介するので、バス車両を選ぶ際の参考にしてください。

トイレが付いているバスの種類

バスのトイレ

トイレが付いているバスは、高速バス・夜行バス・貸切バスです。ただし、トイレが付いている車両は非常に少ないのが現状です。

貸切バスの場合、トイレ付きの車両の割合は全体の約1%と非常に希少です。高速バスや夜行バスは、トイレが付いている車種と付いていない車両があります。全体的に、トイレ付きの車両は少ないと考えてよいでしょう。

トイレ付きのバスが少ない理由

トイレ付きの車両が少ない主な理由は、以下のとおりです。

トイレ付きの車両が少ない理由 補足
法律や規制の関係 ・道路交通法や運輸規定において、トイレの設置義務はない
・トイレの設置よりも、乗客の安全性を優先させる義務がある
コストの問題 ・トイレを設置すると座席数が減る
・座席数が収益に直結するため、トイレを設置しないケースが多い
利用頻度の低さ ・サービスエリアやパーキングエリアでトイレ休憩を取ることが一般的なため、バスにトイレは不要と判断されることが多い
使用回数の制限 ・トイレを使える回数に制限がある
利用者の利用料金の問題 ・トイレ付きのバスは、掃除や処理に手間がかかるためトイレなしのバスと比較すると利用料金が高くなる

2008年から道路交通法の改正により、シートベルトの着用が義務化されました。厳密にいうと、トイレを利用する際はシートベルトを着用していない状態になるため、乗客の安全性が確保されません。

安全上の理由を含めて、バス会社と利用者の双方にメリットが少ないことから、バスにはトイレが付いていないことが多いのです。

トイレ付きの貸切バスを利用するメリット

トイレ付きの貸切バスを利用するメリットは、以下のとおりです。

基本的に自由なタイミングでトイレに行ける

トイレ付きのバスを利用すれば、基本的に自由なタイミングでトイレに行けることがメリットです。ただし、高速道路走行中は、安全上の理由から使用禁止となっています。

また、前述したとおり、バス走行中はシートベルトの着用が義務化されています。そのため、緊急時以外はトイレの使用を控えることが推奨されています。

トイレが近くても安心して乗車できる

トイレが近い方でも、安心して乗車できる点もトイレ付きバスのメリットです。車内にトイレがあることで、サービスエリアやパーキングでの休憩時間を気にする必要がありません。

子どもや高齢者が乗車する際は安心材料になる

高齢者や子どもはトイレが近いことが多いため、トイレ付きバスは安心材料になります。特に、長距離移動の場合はトイレの心配がなくなることで不安が軽減され、旅をより楽しめるでしょう。

また、トイレ付きのバスは妊娠中の方や持病を持つ方にも適しています。年齢や体調に左右されず、旅全体の満足度を高める要素になります。

トイレ付きバスを利用するデメリット

トイレ付きバスを利用するデメリットは、以下のとおりです。

トイレの利用回数が制限されている

バスのトイレは、利用回数が制限されています。バス会社が採用しているトイレメーカーによって利用できる回数はさまざまですが、トイレタンクは30~50リットル程度のものが一般的です。利用できる回数に換算すると、約30~50回です。

例として、トイレ付きの貸切大型バスを利用すると仮定します。大型バスの定員は、正座席で45名~49名なので、場合によっては、1人1回利用できない計算になります。

また、宿泊を伴う旅行の場合、途中でトイレ清掃はできません。そのため、2日目は利用できない可能性が高くなります。

利用料金が高くなる

トイレ付きのバスは、利用料金が割高になる傾向があります。利用料金が高くなる理由は、以下のとおりです。

理由 補足
座席数が減る ・トイレを設置することで座席数が減るため、1人あたりの料金が高くなる
・バス会社にとっては、同じ車両で少ない乗客を運ぶことになるため料金が高いケースが多い
維持費がかかる ・トイレ使用後の定期的な清掃コストがかかる
・排水タンクの処理や点検が必要になる
・トイレットペーパーや消臭剤など、消耗品のコストがかかる
製造コストが高い ・トイレの設置スペースを確保するための設計変更、排水システムや喚起のための特別装置の導入により製造コストが高くなる

人目が気になる・恥ずかしいと感じる場合がある

バスのトイレを利用する場合、人目が気になったり恥ずかしいと感じたりする場合があります。トイレを利用するときの音やにおいが気になり、「気まずい」と感じたり「他の乗客に迷惑ではないか」と心配したりする方もいるでしょう。

また、トイレに立つ際は周囲の目に触れるため、心理的な抵抗を感じる方もいます。

トイレが付いていないバスを利用する場合の対策

サービスエリア

バスにトイレがついていない場合は、以下のような対策を行えます。

トイレ休憩をこまめに取る

バスにトイレが付いていない場合は、トイレ休憩をこまめに取ることが大切です。貸切バスの場合は、トイレ休憩をこまめに取るよう、事前に設定しておく必要があります。当日のルート変更は基本的にできないため、あらかじめスケジュールに組み込んでおきましょう。

高速バスの場合は、一定時間ごとにトイレ休憩が設けられているので、こまめに利用することをおすすめします。バスの運行スケジュールを確認し、どれくらいの頻度でトイレ休憩が設けられているか確認しておくと安心です。

バスにトイレがないことを周知しておく

幹事の方は、バスにトイレがないことを周知しておくことも大切です。水分補給は必要ですが、過剰に摂取しないよう注意喚起しておくとよいでしょう。特に、乗車直前の集合時に再度アナウンスをすると安心です。

また、体が冷えることでトイレが近くなる場合もあります。そのため、体を冷やさない服装で乗車することをおすすめします。体温調整がしやすいカーディガンやストールなどを持参するとよいでしょう。

緊急事態に備えてポータブルトイレを準備しておく

万が一の緊急時に備えて、ポータブルトイレを準備しておくことも一つの手段です。長距離の移動や渋滞が予想される場合、ポータブルトイレがあると安心です。小さいお子様やご高齢の方が参加する場合に限らず、大人であってもバスの小刻みな振動などで我慢ができないシーンも考えられます。

最近では、消臭効果の高い製品や、凝固剤付きの製品など、使いやすい製品が多いのでチェックしておきましょう。使用しなかった場合は災害時にも役立ちますので、希望者に持ち帰ってもらうのがいいでしょう。

まとめ

トイレが付いているバス車両はありますが、台数が非常に少ないのが現状です。トイレ付きバスは移動中の安心感がありますが、利用料金が高い傾向にあり、トイレの利用回数も制限されています。トイレ付きバスのメリットやデメリットを比較して、最適なバス車両を選びましょう。

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